北海道住宅新聞 2011.02.25

北海道住宅新聞 (2011年2月25日) にて、「house @ kb 」 が紹介されました。
北海道住宅新聞社 より記事の転載許可をいただきました。どうもありがとうございます。

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~ 札幌・アウラ建築設計事務所 ~

環境生かした設計
公園を借景に取り入れる


アウラ建築設計事務所(札幌市、山下一寛代表)は、敷地の選定から住宅の設計・監理までかかわった個人住宅を昨年末、札幌市豊平区に完成させた。

施主K氏は40代で、奥さま、高校生と小学生の娘さんの4人家族。3軒目となる家づくりは、「これで最後」と構想段階からじっくり3年かけた。土地選びは、周辺環境や地盤の強さ、眺望などにこだわったたため難航した。またフィーリングの合う建築家もなかなか見つからず、一時は大手ハウスメーカーでの家づくりも考えたという。その頃、友人を介してアウラ建築設計事務所の山下さんと知り合った。K氏は山下さんの建築や仕事に対する姿勢に共感し、土地選びも含めて山下さんに仕事を依頼した。

山下氏は、環境の良さと眺望の点から、公園に隣接する南西の角地を提案した。建物は在来木造で、ガレージも含めた延床面積は約76坪と大きめ。

建物は道路境界近くまで引き寄せてL字型に配置し壁のように見立てた。西方向に藻岩山が眺望できることから、2階にハイサイドライトと西の角に小窓を連続的に配置し、中からの眺望の確保と外から建物を見た時の圧迫感を柔らげた。また、建物に囲まれた内側が中庭のようになり、南東隣にある公園の緑を借景とすることでさらに広がりのある庭に見える。

間取りでは、「家の中心」を定めてそこからの動線や眺めなどを重視。たとえば2階は奥さまがいる時間の長いキッチンを中心に据え、そこからリビング・ダイニングや、背後にある子ども部屋の気配もわかるプランニングに。藻岩山も西角の窓から見える。

K氏から「小さな障害をあえて設けることで日常生活で足腰が弱らないような設計に」という希望に対しては、スキップフロアを採用して応えた。1階は客間と主寝室、2階にリビング、上2階にダイニングキッチンと水まわり、少し下がった中2階は高さ1・4m以下の「蔵」スペースとして活用。

性能面では、長期優良住宅の認定を取得済み。山下さんは、「建物と道路境界線の間は開かれたスペースとして花を植えるなど、道行く人の目を楽しませるために使う予定だ。プライバシーを確保しながら周辺環境との調和や近隣とのかかわりを感じさせるプランを考えた」と話している。


藻岩山を眺める窓を配した外観


リビングから藻岩山を眺める小窓が見える

(北海道住宅新聞 2011年2月25日版 より転載)

[建築]

house @ kb [長期優良住宅対応 設計 / 監理]
敷地が公園の西側に位置し、庭との繋がりを形成する事により緑豊な環境を造ることを目指しました。ヴューデッキとコーナー窓が特徴的な建築です。(北海道札幌市)

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