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2012.08.17

『車椅子 対応 住宅』-トイレ-

P9090016
クライアントが入院されていた病院のトイレ。
左右の手摺の他、前かがみになる為の前方手摺も設置して、ありとても便利そうですね。

手摺以外のポイントは2つ。

1つ目は、背もたれがある事です。
写真の便器はタンクレスですので壁から離れている事が見て分かります。もし背もたれが無ければ後方に倒れてしまいそうですね。住宅で普及しているタンク付便器はタンクが背もたれの代わりになってくれますから多少安心感があります。最近ではタンクレス便器もどんどん普及していますので注意が必要です。

2つ目は、移乗用ベッドが設置されていることです。
これは車椅子などを利用する方が、ご自身の力で車椅子から便器に移乗する際に使用するものです。もちろん介助の方がいてくれる場合も便利で安心です。

一見、とても使いやすそうなトイレですが、今一度ようく観察してみて下さい。
体の不自由は千差万別。似ているようで皆さんとても個性的です。
誰にでも使いやすいトイレとは、言い換えれば”誰にでもフィットしきれないトイレ”です。
公共トイレはともかく、ご自宅のトイレやお風呂などはお住まいになる方に合った機能を、慎重に考え造りたいものです。

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